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なぜ倒産する?黒字倒産の会社経営に潜む「5つの危険現象」とは?

「こんなギモンがある方に」

悩んでいるイメージ

  • 会社ってなんで倒産するの…?
  • 倒産する理由で多いのってなに…?
  • 会社のお金や経営で気をつけることは…?

【結論】会社のお金「5つの危険現象」を理解する

数字とノート

今日の事業運営の基礎知識は「会社の財務」についてだよ。

会計とか経理とか財務とか聞くとちょっと混乱しちゃうかもだけど、お題は「どうやって倒産を防ぐのか」ということ。

なので難しい計算の話ではないので、安心してね。

財務に潜むカオス(混沌)を事前に把握しているだけで倒産を防げたりするから、起業家としてちょっとだけ勉強しておこう。

おしえてくん

うひょー

数字苦手…

おしえるちゃん

クリエイティブな社長さんほど、数字は苦手な人も多いかも。

でも今日も難しいお話じゃないから安心してね〜

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衝撃。こんなに多い「黒字倒産」

倒産するビルのイラスト

まず知っておきたい衝撃の事実として、日本全国の会社の「黒字倒産」の多さ。

「東京商工リサーチ」では毎年さまざまな倒産に関する分析データを公開しているけど、そのなかでも目立つのが「黒字倒産」なんだ。


まだ会社の口座にお金が振り込まれてはいない「売上」だけが積み上がり、一見儲かっているようなんだけど、実際は会社に「現金」がなく倒産すること。お金が振り込まれるまでに持ちこたえられず、会社がつぶれること。客離れなどなく、予約や買取なども入っていて黒字になるはずだったのに…倒産、という状態。

日本の会社の「約50%」が黒字倒産

うなだれる社長

東京商工リサーチ『2019年「倒産企業の財務データ分析」調査』によると、黒字倒産の割合は「47.16%」。

なんと全体の約半分の会社が「黒字だったのに倒産」をしているんだ。

黒字倒産の推移(オリジナル画像)

(過去の東京商工リサーチ等のデータから独自グラフを作成)

ここでギ・モ・ン

疑問に思う男女「なんで、黒字倒産が危ないってわかっているのに、こんな結果になっちゃうの?」

おしえてくん

不思議だよな…

会社の社長とか黒字倒産くらい、事前にわかりそうなもんだけど…

おしえるちゃん

ここで怖いのは、

会社のお金に関する「5つの現象」なの。

ちょっと見ていこうね。

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会社のお金がカオスになる「5つの危険現象」

会社の墓場のイラスト

黒字倒産にはさまざな理由が絡んでくるんだけど、そのなかの大きな原因のひとつが「会社のお金の管理ができなくなっていた」というもの。

これを「5つの危険現象」として見ていくよ。

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①「タイムラグ」現象

時計

振り込みのタイムラグ

一般的なビジネスでの取引では「売上(発注)の確定」から「入金」まで1ヶ月〜半年など開くケースが普通。このタイムラグによって「売上は良いはずなのに、会社の口座にお金がなぜかないような…」となる。

②「ダダ漏れ」現象

漏れているイメージ

固定費のダダ漏れ

「システム管理の保守費用・更新費用」「間接部門(人事・総務等の直接売上を出してない部門)の人件費」「赤字店舗やプロジェクトの維持費」などの毎月の流出。(※人事・総務部が無駄という意味でなく、過剰な人件費や維持費が特定部分かかっていた場合の例)

③「一時消滅」現象

お金が飛んでいるイラスト
お金が一時的に消滅

事業拡張のためにオフィスやオフィス機器を一新した、新しい人材を雇ったなど「先行投資」を行ったものの、それらが会社の利益(現金)となって返ってくるまでのお金の消滅期間。投資だけして回収できてないと、当然お金がなくなってくる。

④「錯覚」現象

不思議絵

お金があると勘違い

銀行から融資を取り付けたり、かと思えば売上が急増したり、あるいは出資を受けたり経費を払ったりと「どこまでが利益でどこまでが負債か」がわからなくなってくる。会計ソフトや損益計算書の「合計」だけを見るようになり、会社にお金があると勘違いする。

関連記事:起業の資金はどうする?融資・出資を受ける「6通り」の方法とは?

⑤「怠慢」現象

ダラダラする男性
油断してチェックが散漫

経理やお金担当などに会社の資産チェックを丸投げし悪化、友人同士の起業での相方の法人カードの使い込み等で、資金繰りが急に傾くこともある。経理や担当はあくまで支払い等をするのが仕事で「経営」をするわけではないから、倒産アラートを発してはくれないよ。お金や数字が苦手な社長は要注意。

ここでギ・モ・ン

疑問に思う男女「でも、ひとつひとつの現象はたいしたことないよね…?」

おしえてくん

ちゃんとチェックしていれば大丈夫な感じだよな…

こんなことで倒産しちゃうの会社って…?

おしえるちゃん

ところが、あるのよね。

なぜなら…

5つの現象は「地味に同時に」起こるから

サラリーマンの後ろに迫る死神

これまで紹介してきた、会社のお金がカオスになる「5つの現象」。

確かにひとつひとつは地味だし、全然気をつけることができるんだけど、問題はこれらが「地味に・同時に」会計上で巻き起こっていることなんだ。

何がどのように収支に影響しているか厳密にはわからない状態。

このネガティブな状態だけなら、早々に資金繰りに動き修正できることもあるかもしれない。

しかし、下手に売上が上がり続けている場合、カオスに飲み込まれ時既に遅しで「黒字倒産」となる。

おしえてくん

うわ、怖っわ…

そうか同時に起こるのか…

おしえるちゃん

先手必勝で社長が融資の取り付けに走り回っている会社はまだ良くて、

問題は手遅れの状態に入っていたときなのよ。

ひそひそ話する社内の人たち

サラリーマン同士の会話で「社長はいつも銀行と話ばっかりしてヒマそう」「また銀行かよ」など愚痴もあるけど、どんなに会社が景気よく見えても「社員からは見えない数字・社員には見せない数字」とにらめっこしているのが社長。

経営の動きはフロントで働く社員の仕事と全く別物、ということを知っておこうね。

おしえてくん
何か解決法はないものか…
おしえるちゃん

もちろんあるよ。

3つの解決方法で、会社を守ろうね。

【解決①】右腕となる税理士を見つける

税理士と起業家

スタートアップから会社が成長していく過程では、税理士や弁護士を乗り換えていくのはよくある話。

自分の考えにも予算にもフィットする税理士が、経営上の大きなパートナーとなる。

まずは「税理士ドットコム」で何人かの税理士と面談して決めたいところ。税理士ドットコムは東証マザーズ上場企業が運営する、登録税理士数全国「5,500名以上」のサービスだよ。

公式サイト:税理士ドットコム

「完全無料」で税理士探し・税理士変更ができるサービスなんだ。

【解決②】視認性の高い会計ソフトを駆使する

パソコンとデータ

会計が苦手でも、視認性の高い「資金繰りレポート」や「収支レポート」がある会計ソフトを使用し、視覚的に会社のお金の流動性を把握しておこう。

会社の口座が「0円」になるのが倒産なので、社長がいかに毎日チェックして会社をつぶさないかが大命題だよ。そこで心強い味方になるのが、会計ソフトの「freee」。

公式サイト:会計ソフト freee

専門知識なしでも、法人カードとの連携での経理処理、経営上必須の「損益計算書」「貸借対照表」も即座に作成可能だよ。

会社の会計や勘定科目については「会社の「経費」とは?主要「勘定科目」と経理業務の解決法は?」もチェックしてみてね。

「会計ソフトfreee」の「収支レポート」(会計 freeeの「収支レポート」)

「会計freee」の「資金繰りレポート」(会計 freeeの「資金繰りレポート」)

「税理士ドットコム」と7年使っている「会計 freee」

当サイト管理人「たず」のイラスト WEB制作会社経営の
当サイト作者「たず」

本記事で紹介した「税理士ドットコム」そして「会計 freee」に、うちの会社の倒産を防いでもらっていると言っても、過言ではありません。

うちの会社は創業7年の間に税理士、さらに弁護士も何人か変更してます。

会社の成長フェーズに合わせ、その規模や内容に見合った士業の方と組むんです。これは経営をしていれば自ずと出てくる課題で「前はギャラだけで選んでしまったけど、もっとIT系に強い税理士さんの方がいいいかもな」とかなってくるんですよ。そこで役立つのが完全無料の「税理士ドットコム」なんです。

また、会計ソフトの「freee」に関してはまさに起業したその日から使用していて、もう2020年で使用歴7年目。

freeeさんのすごいところが、日々サービスが進化している点。会計の専門知識など全くなくても、お金の流れや出し入れが経費含めて直感的にわかる。レポートも送ってくれる。

長年使っているからこそわかるんですが、アップデートや改善を重ね、常にユーザーフレンドリーなのが長年使用している理由です。さすが「会計ソフト freee」は東証マザーズ上場の会社さんといったところ。

【解決③】融資を受ける

お金のイラスト

税理士、そして会計ソフトに続く一手は「融資」を受けること。

決して低いハードルではないけれど、創業初期から挑戦できる方法もあるよ。

詳しくは「起業の資金はどうする?融資・出資を受ける「6通り」の方法とは?」をチェック。

【結論】会社のお金「5つの危険現象」を理解する

虫眼鏡と目
 と、いうわけで今回の結論は『会社のお金「5つの危険現象」を理解する』だったよ。
会社のお金を見る際は、数字が「風景」にならないようにしよう。
経理や財務のプロでなくても、今日紹介した「5つの危険現象」が事前にわかっていれば、数字を見る目が変わり倒産を回避できるからね。
おしえるちゃん

原因が想定できると、

数字も読めるようになるんだよ。

 

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