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転職活動は在職中か退職後どっちがいい?メリット・デメリットは?

「こんなギモンがある方に」

悩んでいるイメージ

  • 転職したいんだけど退職後でもいい?
  • 働きながらの職探しって大変だし…
  • 面接官から見たらどっちが好印象?
目次

【結論】在職中がベストだが無理は禁物

転職活動は在職中か退職後か悩む男女

今回は、転職活動は「いつやるとベストなのか?」という話題。

結論「辞める会社の在職中」が最もベストな選択ではあるよ。

しかしそうは言っても、働きながらの転職活動はなかなか大変そうだよね。

リスクも含めて考察していくよ。

おしえてくん
リスクもあるんや…
面接官としての体験も交えて

当サイト管理人「たず」のイラスト 採用面接官もやっていた
当サイト管理人「たず」

会社員時代に役員をやっていたとき、幹部の1人として面接官も結構長くやっていました。

転職者が在職中でも離職中でも、自社のニーズに合っていれば採用にはなります。しかし、合否というよりも、もっと細部を見ていくと転職者当事者にとってはメリットやデメリットが結構あるんです。

ボクが面接担当のときやっていたのはデザイナーや営業の採用です。自分の部門に来る人の選定に自分も参加していた、というかたち。そのときの心情も含めて記事を書いていきますね。

また、実際にボク自身がサラリーマンとしては3回転職を経て、さらにフリーランスや起業家としてもキャリアアップしています。

そのあたりも転職経験を踏まえ、当記事を執筆していきますね。

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まずは表で比べてみよう

在職中と退職後の転職活動のメリット・デメリット

では、細かく見ていく前に概要から。

会社に「在職中の転職活動」と「退職後の転職活動」を比較してみたよ。

なんとなく両者の特長を見ておいて、話を進めていこうね。

「在職中」の転職活動「退職後」の転職活動
転職中の金銭的余裕あるない
検討する時間ないある
年金・保険の手続きの手間ないある
面談日時調整大変余裕
おしえてくん
どっちもいい勝負には見えるな…
おしえるちゃん

そうね。

まさに「一長一短」ってところ。

じゃあ細かく見ていくね。

在職中」の転職活動にあるメリットは?

「在職中」の転職活動のメリット

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在職中の転職活動メリット①】「しっかり者」を印象づけられる

しっかり者の女性

在職中に転職活動をしているメリットは、転職先の面接官から見て「仕事や人生にブランクを持たせずにやっている」という印象を期待できるよ。

面接官自身も「働きながらの転職活動の難しさ」は十分に理解しているからね。

そのため「忙しいなかでもしっかり時間を作ってやっている」「計画性がある」という人間性のアピールができることを覚えておこう。

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在職中の転職活動メリット②】現役として自分を売れる

現役パワーを見せるサラリーマン

たったいま企業で現役で働いているということは、面接官からすれば「現役のビジネスマンを採用できる」「即戦力性が高い」「勢いがある」という見方も期待できる。

求職活動が長く、無職期間が長いと面接官からすると「勘が鈍ってないかな…大丈夫かな?」「そもそもなぜこんな長く就活してんの?」という不安を招くことがあるにはある。

せっかく在職中に転職活動をするなら「今ならバリバリの現役の私を採用できますよ!」の即戦力感も出したいところ。

在職中の転職活動メリット③】履歴書・職務経歴書に空欄ができない

履歴書のイラスト

今回でなく、次回の転職時に履歴書・職務経歴書に空白の時期ができないため、面接でもツッコまれず、そつのなさを間接的にアピールできる。

よく「履歴書で空白の期間をどう説明するか」「職務経歴書で期間が空いてしまっているのをどう上手に話すか」なんて話も聞くけど、こういった悩みから解放されるんだ。

在職中の転職活動メリット④】給料が途切れない

お金のイラスト

在職中から転職先への転職に間が開かないということは、転職が成功した場合に「給料が途切れない」という利点も。

自分の財政上に余裕があるのは、気持ちの安定は大きいよね。

実は意外と知られてないのが「転職活動はお金がなくなっていく」ということ。

転職エージェントや転職サイトは「無料」で使えるからと安心だけど、意外と転職活動でも地味に出費がかかるもの。

例えば「面接先への往復移動賃」「面接先での外食費」「忙しいので自炊をしなくなる」などなど。でも在職中であれば給料は毎月振り込まれるから安心だね。

在職中の転職活動メリット⑤】「年金・保険」関係がラク

年金手帳と保険証

もし退職したその月に他の会社に転職できれば、転職先の会社で「年金」や「保険」の手続きをしてもらえる。

そのため、面倒な役所関係の事務手続きを、ほとんど自分で手をわずらわせずに終えることも可能。

このあたりは「退職や転職の手続き方法とは?「年金・住民税・所得税」の4ステップ。」に詳しく書いているのでチェックしてみてね。
おしえるちゃん

では、

次にデメリットを見ていくよ。

在職中」の転職にあるメリットは?

「在職中」の転職活動のデメリット

在職中の転職活動メリット①】じっくり検討できない

時計のイラスト

在職中の転職はどうしても時間がないなかでの活動になるため、メリットを意識しすぎてあせると「じっくり検討できない」という状態に。

人生に大きく影響する「仕事・職場」を、あせりから決めてしまうのはあまりにリスクが高すぎるよね。

「最初に決まった会社に即決」とか「給料交渉もしない」など、受け身の転職になる危険が出てくるんだ。

関連記事:転職あるある「5つの失敗談」から学ぶ転職の成功の秘訣とは?

転職にあせりは禁物

当サイト管理人「たず」のイラスト 3回の転職経験者
当サイト管理人「たず」

ボクは「在職中に仕事を決めたい」とあせって転職先を決めて失敗したことがあります。

早く決めたいなという一心で入社したのですが、その会社は「深夜0時まで帰宅できない」「っていうか宿泊するのが当たり前」というような会社でした。

内定が出ても冷静に。

ちゃんと会社の評判も「転職会議」などの口コミサイトで調べて慎重にいきましょうね。

関連記事:会社の口コミや評判の調べ方は?転職の失敗を防ぐ「2つの方法」

在職中の転職活動メリット②】在職中の仕事に負担が大きい

負担につぶされる人

在職中の転職活動は、通勤途中や帰宅中に転職先を探したり、土日も使って転職活動をするなど、現在の仕事への負担も大きくなる…。

つまり「めっちゃ疲れる」のは覚悟。

体力的に辛いという問題が出てくる可能性があるので、現在の仕事のクオリティが下がる、生活全体に徒労感が出てしまう懸念があるよ。

在職中の転職活動メリット③】転職活動を隠す手間がある

隠れながらもあせる男性

例えば仕事中、転職サイトを開いていたブラウザを誰かにチラ見されたり、同僚と電車で移動中にスマホを開いたら転職エージェントのサイトだったのを見られたり。

転職活動を現在の会社に伏せておきたい人は、このようなことがあると「あの人は転職するかも」と噂が広まったりする。

「辞めていく人=悪」と捉えるようなブラック風の企業にいると、転職活動が上層部の耳に入り降格や減給など関節パワハラを仕掛けられる可能性も。

ちなみに転職活動中のブラック企業の見分け方は『ブラック企業の見分け方は?転職前に気をつけたい「9つのポイント」』を読んでみてね。
退職を話したら「降格」「減給」「有給剥奪」になった話

当サイト管理人「たず」のイラスト 3回転職で起業経験者
当サイト管理人「たず」

ボクが昔いた会社はブラック企業だったので、退職を話したら「降格」「減給」さらに「全有給休暇(20日分くらい)剥奪」となりました。

これって法的にアウトだと思うんですが、その時はとにかく早く辞めるのに必死で耐えました。耐える必要なんてなかったんですが、勇気もなく、黙って従いました。わかる人はわかると思うんですが、その会社に尽くせば尽くしただけ、ある種の洗脳というか、逆らえない何かに縛られるんですよね…。なんでなんですかねえ、ほんとに。

でも、みなさんはもし退職の意志を会社に話して「降格」「減給」「有給休暇剥奪」なんて目にあったら、ボクのように黙って耐えずに、労働基準監督署や弁護士にすぐ相談しましょうね。

なお退職は民法上、原則「2週間」に言えば良いとされています。しかし実際には会社に就業規則(法律よりは弱い)なるものがあり「1〜3ヶ月前に言う」というものが多いです。

辞める場合のトラブルや法的なアドバイス含め、厚生労働省「全国労働基準監督署の所在案内」もチェックしておきましょうね。負けないでがんばっていきましょう。

在職中の転職活動メリット④】じっくり休めない

疲れ切った男性
「仕事詰めだった人生から、ちょっと一息つきたい」

「海外にも少し行ってみたかった」

在職中からの転職で仕事が決まれば、もちろん休暇は取れないので、もちろんこのような夢は叶わない。

なので、気持ち的に休まるということは…なくなってしまうよね。

おしえてくん

なるほど…在職中の転職活動もいろいろあんだね…

じゃあ「退職後」の転職活動はどうかな?

おしえるちゃん
それもメリットとデメリットを見ていこうね。

退職後」の転職にあるメリットは?

「退職後」の転職活動のメリット

退職後の転職活動メリット①】じっくり検討できる

進路をじっくり検討する女性

日中も週末も仕事に時間を取られないので、転職先探しはもちろん、自分に合う転職エージェントとの選定や転職に関わる人やサービスをじっくり検討できる。

たとえ内定が来ても飛びつかず、見極める余裕があったり、エージェントなど第三者に落ち着いて相談できる時間があるのはとっても貴重なこと。

頼れるエージェント探しは別記事でまとめているので「20代・30代」「女性」「IT系」などの転職エージェント特集記事をチェックしてみてね。

退職後の転職活動メリット②】面接日時に柔軟に対応できる

日めくりカレンダー

転職希望先だけでなく、転職エージェントとの面談日程調整においても、日中の仕事がないためサクサク決められる。

相手先に毎回リスケをお願いしたり、急な断りを入れる可能性が低い利点があり精神衛生上よい。

退職後の転職活動メリット③】失業手当(失業保険)がもらえる

お金と電卓

失業手当(失業保険)は自己都合退職の場合は3ヶ月経過しないともれえないけど、その間に貯蓄で過ごすことができれば、失業手当がもらえるよ。

無収入から脱却した状態で、それ以降も転職活動ができるんだ。

結構知らない失業手当のアレコレについては「失業保険(失業手当)のもらい方は?自己都合や会社都合退職も解説。」を見てみてね。

退職後の転職活動メリット④】長期の休暇が取れる

旅行に行く女性
働き詰めだった毎日からホッと一息。

自分にご褒美タイムということで長期休暇をしてから転職活動にのぞめる利点も。

おしえるちゃん
自分を休ませるのも大事なことよね。

退職後」の転職にあるメリットは?

「退職後」の転職活動のデメリット

退職後の転職活動メリット①】どこからも必要とされてない?と思われる懸念

疑う面接官

あまりに無職の期間が長いと「他の会社からも必要とされてないのでは?」「実は落選しまくっているのでは?」と疑心暗鬼を生む可能性。

優秀な人材ならとっくに仕事が決まっているはず…となりかねない危険もあるよ。

おしえてくん
「ずっと家で寝まくってます」とか言えないしな….

退職後の転職活動メリット②】お金が減ってくる

逃げていくお金

転職先への往復交通費や、面接当日の外食など、意外とかさばってくるのが転職活動費。

手持ちのお金が意外と減ってくるため、気持ち的に余裕がなくなってくることも。

退職後の転職活動メリット③】年金・税金の手続きがちょっと手間

年金のイメージ

退職後にすぐ仕事を決めない、決まらない場合は税務上の手続きも出てくるよ。「厚生年金保険から国民年金への切り替え申請」など、自分で市町村役場に行くという手間も出てくるので覚えておこう。

退職においての年金や税金の話は「退職や転職の手続き方法とは?「年金・住民税・所得税」の4ステップ。」でまとめているので読んでみてね。

退職後の転職活動メリット③】失業手当(失業保険)がもらえるまで3ヶ月かかる

壁掛けカレンダー

自己都合退職だと、国から失業手当(失業保険)がもらえるまで3ヶ月かかる。

なお、一般的な転職活動期間は「3ヶ月」と言われている。

もし失業手当をもらう場合、失業期間は目立った収入のあるバイトもできない(失業中でなく就労中だとされるため)ので、退職後に仕事が決まらない場合などに金銭的に息詰まる可能性もある。

失業保険や年金については「失業保険(失業手当)のもらい方は?自己都合や会社都合退職も解説。」を読んでおこう。

退職後の転職活動メリット④】生活がダラけてくる

だらける男性

もし失業手当がもらえても、その生活に慣れてしまうとだんだんダラけてくるのが人間。

朝起きるのは遅く、夜は遅いというどこかの大学生のような生活に。

そして生活の乱れはルックスや雰囲気にも出てくるため、平日バッリバりに働いている面接官はその「緩み」を察知できるものなんだ。

面接での受け答えや雰囲気が冴えないと、あるいは演技がかっていると…それがプラスに働くことはないので注意。

おしえるちゃん
面接は第一印象で決まるとも言われてるわ。
面接時に聞かれる定番の質問については別記事「転職の「面接」のコツは?企業に聞かれる「6つの質問」とは?」をチェック。

最後にもう一度比較してみよう

在職中と退職後の転職活動のメリット・デメリット

では、最後に冒頭に見た比較表をまた見ておこうね。

両者はまさに一長一短ってところ。

「在職中」の転職活動「退職後」の転職活動
転職中の金銭的余裕あるない
検討する時間ないある
年金・保険の手続きの手間ないある
面談日時調整大変余裕
おしえてくん

やっぱり貯金どれくらいしておくかにもよるなあ…

早く決めてラクにはなりたいけど、休みたいし…

【結論】在職中がベストだが無理は禁物

と、いうわけで今回の結論は『在職中がベストだが無理は禁物』だったよ。

在職中に仕事が決まるのが神ってわけでもなく、かといって退職後の長期戦も結構辛い。

大事な転職に無理をかける必要はないので、あせらずに計画を立てていこうね。

おしえるちゃん
内定が出ても冷静にね。

 

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