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退職や転職の手続き方法とは?「年金・住民税・所得税」の4ステップ。

「こんなギモンがある方に」

悩んでいるイメージ

  • 退職・転職時の書類とかって何があるの…?
  • 年金とか税金とか全然わかんね…
  • 退職時に会社手続きでやること知っておきたい…

【結論】退職・転職の手続きは早めが得策

封筒と書類

退職を決意して、会社や上司に話す準備をし、転職エージェントにも相談して転職先も探しているー。

そんな、不安だけど新しい一歩を踏み出す転職活動のなかで忘れがちなのが「年金・所得税・住民税」のこと….。

これまで会社がやってくれていた事務作業を「自分でやるか」「転職先に引き継いでもらうか」など、退職後から再就職までの期間によっても異なるんだ。

転職活動とは、こういったちょっと面倒なこととも向き合うこと。

こちらが辞めるからと、管理部・人事部の動きが鈍く後回しにされる可能性(体験談で後述)もあるから早めに動くのが得策。

では、転職時・退職時に知っておきたい豆知識を見ていこうね。

おしえてくん

年金や税金…

絶対苦手なジャンルだわコレ…

おしえるちゃん

わかるわ〜…

「4つのステップ」で解説するからついて来てね。

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【STEP①】退職時に会社から受け取るもの」を把握しよう

チェックリストの表

退職が決定したら、まずは会社から受け取るものが結構あるので注意しよう。

各書面はなかなか聞き慣れないものばかりだけど、会社の管理部門や人事部門の人にお願いして話を進めていくよ。

実際は…退職となるとなかなか頼みにくいかもしれないけど、これをやらないと退職後に会社に行く羽目になったり、失業保険や職業訓練が受けれなかったりもするので、しっかり進めていこうね。

おしえてくん
よっしゃ、いっちょやるか…

退職時に会社から受け取るものリスト

  1. 年金手帳
  2. 源泉徴収票
  3. 雇用保険被保険者証

  4. 健康保険被保険者資格喪失証明書
  5. 雇用保険被保険者離職票-1/雇用保険被保険者離職票-2

  6. 退職証明書
  7. 厚生年金基金加入員証
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年金手帳とは?

オレンジと青の年金手帳

日本国政府(厚生労働大臣)発行の「年金に関する情報」が書かれた手帳。発行年度によってオレンジ、青など色が異なる。

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源泉徴収票とは?

源泉徴収票の見本イメージ

1年間の「会社からの給料」と「自分で払った所得税」が記載された書面。通常は「年末調整」がある12月に会社から支給される。年末調整とは「自分で払った所得税」は毎月概算で支払われているため、会社の総支払額が確定する年末に正確に計算し直し、差額を国から返してもらう一連の流れのこと。

国税庁のサイトでは細かく源泉徴収票のQ&Aにも回答している。

雇用保険被保険者証とは?

雇用保険被保険者証の見本イメージ

「雇用保険」に加入すると発行される証明書。「雇用保険」とは、失職した際に失業給付などを支給するための保険のこと。会社側は雇用保険対象者には必ず加入させなければならない。会社に就職した際に全て会社が手続きするので、この存在自体を知らない人も多いので気をつけよう。

健康保険被保険者資格喪失証明書とは?

健康保険被保険者資格喪失証明書のイメージ見本

会社の退職日の翌日から健康保険は使えなくなるので、退職する会社にはなるべく早く保険証を返却し、早急にこの「健康保険被保険者資格喪失証明書」発行の手続きを進めてもらう。

転職先の会社が社会保険であれ国民健康保険であれ「いまは健康保険の資格を失ってます」の証明が必要なので、必ず退職する会社に手続きをお願いをしよう。(お願いしないとやってくれない会社もある)

もし会社がやってくれない場合は、自分で「年金事務所」に行けば申請できる。その際の請求書類は日本年金機構のWEBサイトからもPDFやエクセルでダウンロードも可能。(健康保険・厚生年金保険 資格取得・喪失等確認請求書

雇用保険被保険者離職票-1/雇用保険被保険者離職票-2とは?

離職票のイメージ見本

「失業手当」を受給するときに会社がハローワークに提出し、ハローワークが発行する2つの書類。略して「離職票」と呼ばれる。これも「退職者からお願いされないと発行しない」など決めている会社もあるので「離職票が欲しい」自分からお願いしよう。

「雇用保険被保険者離職票-1」「雇用保険被保険者離職票-2」と2種類あるので2つとも受け取ること。

退職時にすでに転職先が決まっており、無職の時期がない人はこの離職票は必要ないが、念のため(内定取り消しの事態など)に受け取っておくのは安全。

もし会社から発行を拒否されたりした場合は、ハローワークに相談を。ハローワークのWEBサイトにもその旨書いてあるので、気負わずにいこう。

退職証明書とは?

退職証明書のイメージ見本

「この会社を退職した」という証明書。健康保険の切り替えにも使用する。離職票はハローワークが発行するが、退職票は会社が発行する。転職先から「事務手続きのために早く会社を退職した証明書が欲しい」と言われた場合にも有効。

なお、会社発行となると会社側に裁量がありそうだが、発行を拒むと労働基準法違反となり会社側は30万円以下の罰金となる。

厚生年金基金加入員証とは?

厚生年金基金加入員証の見本イメージ

辞める会社が「厚生年金基金」に加入していた場合は必要。加入していたかの有無を会社に確認しよう。将来年金を受取る際にこの「厚生年金基金」分が上乗せされるので、要確認。

【STEP②】年金に加入する

年金のイメージ

退職した同月に転職できていれば「厚生年金保険」の加入権利を継続できるので、転職先に手続きをお願いすればセーフ。

しかし、転職までに期間が空く場合は、厚生年金保険の資格が剥奪されているので「国民年金」に加入する義務が出る。

日本国民は「年金に加入するのは義務」となっているので、自分の転職がどちらのケースになるかを把握しておこう。退職後、原則「14日以内」に国民年金の申請義務があるので注意。

例えば、会社を退職してフリーランスになる場合も「厚生年金保険」から「国民年金」に切り替えになるよ。(会社員=厚生年金保険/それ以外は国民年金)

厚生年金保険から国民年金への切り替えはどうやるの…?

市役所のイラスト

市区町村役場の国民年金窓口で出来るよ。その際の持ち物は以下ね。

  • 退職日を証明できる書類(当記事で紹介した「離職票・退職証明書・健康保険資格喪失証明書」等)
  • 年金手帳
  • 印鑑(認印OK・シャチハタNG)
  • 身分証明書(運転免許証等)

【STEP③】「住民税」を払う

税金も持ち上げるイメージ

会社員である間は給料から天引きされているので、意識することはないかもだけど、もし転職までに間が空く場合は「住民税」は自分で払うことになるよ。「一括か分割か」を選べるので、お財布と相談しよう。

住民税は「1月〜12月までの分」を「翌年の5月から翌々年の6月の期間」に収めるんだ。役所から送られてくる「納税通知書」に従って収めようね。

【STEP④】「所得税」を収める

お財布のイラスト

所得税は「1年間の総収入を予想し、それを分割して収める(納めすぎた分は年末調整で返ってくる)」というもの。したがって「年内に転職した人」と「年内に転職しなかった人」では、所得税の収め方がぜんぜんちがうので注意。

↓どのように違うかというと…下記の2パターンをチェック↓

年内に転職「した」パターン

内定をもらったイラスト

転職先の会社が所得税を収めてくれるよ。その際は、

  • 辞めた会社からの源泉徴収票
  • 生命保険や医療費などの各種控除証明書

以上を新しい職場に提出しよう。12月にギリギリ就職できた場合などは忘れないように注意。

年内に転職「しなかった」パターン

日めくりカレンダーの年越し

自分で税務署に「確定申告」を行うよ。こちらの場合も、

  • 辞めた会社からの源泉徴収票
  • 生命保険や医療費などの各種控除証明書
  • 印鑑(認印OK)
  • 身分証明

を持っていこう。

退職時のいやがらせリアル体験談
当サイト管理人「たず」のイラスト 3回転職の体験者
当サイト管理人「たず」

ボクは3回転職していますが、とある会社の退職時には地味にいやがらせを受けましたね…。

離職票や退職届はなかなかもらえず。

退職後も書面や精算するお金も郵送や振り込みでなく「直接取りに来てください」と…。もう辞める人間には、ボクに限らず必ずこういったことをしていた会社だったので、大変でした。

辞めるとわかった途端、地味で長期的な嫌がらせをしてくる会社は他にもあるかもなので、書面関係のお願いは早めにしておくといいですよ。

「頼みにくいなあ…」とかでギリギリでお願いすると、退社後も頻繁にやり取りしなければならないですからね。

特にいま「ブラック企業」とおぼしき会社に勤めている人は負けずにのぞみましょう…。

いざとなれば、特に退職において「職業選択の自由」があるので法律的に労働者が圧倒的に強いですからね。

関連記事:ブラック企業の見分け方は?転職前に気をつけたい「9つのポイント」

おさらい①:退職時に会社から受け取るものリスト

  1. 年金手帳
  2. 源泉徴収票
  3. 雇用保険被保険者証

  4. 健康保険被保険者資格喪失証明書
  5. 離職票

  6. 退職証明書
  7. 厚生年金基金加入員証

おさらい②:退職・転職時の手続き

「失業保険(失業手当)」はどうなるの?

ハローワークの外観

退職をしたあと「失業保険(失業手当)」ってもらえるって聞いたけど…

どういうふうにもらえるの?と、疑問の人は「失業保険(失業手当)のもらい方は?自己都合や会社都合退職も解説。」をチェックね。

自己都合での退職や会社都合での退職のケース、失業手当のもらい方を「5つのステップ」で、失業保険での注意点を「11のポイント」に絞った記事になっているよ。

関連記事

「こんなギモンがある方に」 失業保険ってどうすればもらえるの...? 自己都合と会社都合の退職だとちがうの...? 失業手当っていくらもらえるの?誰でももらえるの?【結[…]

失業保険(失業手当)のもらい方は?自己都合や会社都合退職も解説。

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【結論】退職・転職の手続きは早めが得策

と、いうわけで今回の結論は「退職・転職の手続きは早めが得策」だったよ。

辞める会社にいろいろ頼みにくいこともあるかもだけど、

ちょっとだけ気持ちを強く持って、少しづつ進めていこうね。

おしえるちゃん

辞めるのってパワーがいるけど、

がんばっていこうね。

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